農水省は平成18年度の食品ロス統計調査(延べ1000世帯)の結果をまとめた。それによると、世帯食での1人1日当たり食品使用量は1122g、食品ロス量は41.6g、食品ロス率は3.7%となった。食品ロス量のうち、約6割を占めるのが「野菜」「果物」となっている。
一方で、同じく農水省が発表した平成18年度の食料自給率は、前年度より1%低い39%となり、13年ぶりに40%割れとなった。米の消費量の減少に加え、天候不順で主要作物が不作になったことが影響した。
食料自給率の減少が進み、危機感が増している今、食品ロス抑制を図る動きが強まる可能性もある。
(農水省発表資料ほか)(N.U)