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ネットブック

ネットブックとはネット利用に特化した低価格のノートパソコンのことをいう。台湾の企業が発表した製品が世界的にヒットしたことから、市場に参入する海外メーカーが増えている。価格帯は10万円以下で液晶10ｲﾝﾁ以下の製品を指し、機能を限定することで小型化しているのが特徴といえる。インテルなどが提唱し低価格ミニノートパソコンをネットブックと呼ぶ動きが広がっている。ただし、小さな画面・キーボード・記憶容量や遅い処理速度など弱点もある。ある調査によると、今年500万台を見込む世界出荷台数が4年以内で10倍になるとの予測もでている。（参考：日経流通新聞）(R.T)

高付加価値の炊飯器が人気

炊飯器市場で5万円以上の高級機種の売れ行きが伸びている。真空や遠赤外線など高付加価値技術を使った製品が「よりおいしいご飯を食べたい」という消費者の支持を得たといえる。店頭で実際に商品を見てから購入する人や、インターネットや口コミで人気が広がり、商品を指名買いする人も多いという。小麦価格が高騰しており、米食に回帰する人が増えていることも、炊飯器の販売増加に繋がっていると考えられる。（参考：日経産業新聞）(R.T)

料理をする男性は意外に多い？

東京電力が男性に対して行った料理に関する調査で「自宅で調理することはありますか」という問いに対して、約20%が「ほぼ毎日」と回答しているという結果が出ている。また調理を行う頻度を別にすると約80%の人が、料理をすることがあると答えているという。
年代別では「ほぼ毎日」と答えたのは60代が最も多く28%。20代～50代までの世代を見ても20%弱の人がほぼ毎日台所に立っており、世代に関係なく料理する男性が多い。料理は食材選びや下ごしらえなど段取りが重要となるうえ、素早い判断が求められることから仕事と通じる部分が多いと感じる男性も多いという。食べてくれた人の反応を直接感じることができ達成感がある、気分転換になる、といった理由が料理を始める理由として挙げられている。（参考：日本経済新聞）(R.T)

甘いゼロ基準

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が気になる人向けに、酒類や清涼飲料水などで「糖質0(ゼロ)」や「カロリー0(ゼロ)」がブームになっている。しかし、この「ゼロ」が必ずしも本当にゼロではない。厚生労働省所管の健康増進法の栄養表示基準で定められているゼロ(糖質やカロリーが含まれていない)の基準値は次のとおり。

食品100グラム(液状食品100ミリリットル)当たり、熱量(エネルギー)は5キロカロリー未満▽タンパク質、脂質、炭水化物、糖質と糖類(糖分)は0.5グラム未満▽ナトリウム(塩分)とコレステロールは5ミリグラム未満▽飽和脂肪酸は0.1グラム未満－である。
熱量以外は、100グラム当たり0.5％未満である。熱量5キロカロリーが100グラム当たり何％なのかは難しいが、タンパク質、炭水化物(低カロリー甘味料などは除く)は一般的に1グラム当たり4キロカロリー。
炭水化物の代表である糖分が1グラム含まれていると「無糖」「糖分0」「ノンシュガー」といった表示はできないが、熱量は4キロカロリーなので「カロリー0」「ノンカロリー」と表示しても違反にならない。（参考：産経新聞）(Y.A)

エコマンション

環境対応を売りにしたマンションを「エコマンション」という。近年このような付加価値を付けたマンションが増えている。明確な定義はないが、以下のような条件を満たしていることが多い。
①外断熱などの省エネルギー対応
②シュクハウス症候群を防ぐための化学物質対応
③太陽光利用などの自然エネルギー対応
④壁面緑化などの緑化対応
特に太陽光・自然風・植栽の利用は近年のトレンドとなっている。住環境をより自然に近づけることで、単なる環境対策だけでなく、快適な居住性も実現していることが人気の理由と言える。（参考：日経流通新聞）(R.T)

食品表示管理士

全国220社あまりのスーパーや小売業者を中心に構成されている、日本セルフサービス協会が独自に作った「食品表示管理士」という資格に注目が集まっている。食品表示管理士は、不正表示の未然防止や正しい食品表示の情報提供を目的に作られた資格である。BSEの問題や中国産の農薬使用、遺伝子組み換え食品などの問題、表示偽装などの不祥事が立て続けに起こっていることで、スーパーだけでなく食品メーカーの関係者の間でも注目を浴びている。（参考：日本経済新聞）(R.T)

紙オムツの需要が増加

乳児が使用するオムツに紙オムツではなく、布製品を選択する消費者が増えている。外出時は使い勝手がよい紙オムツ、家の中では布製という風にシーンによって使いわけを行っているようである。また、使い捨ての紙オムツに比べ、汚れるるとすぐに取替えなければいけないため、子供の肌がかぶれることが少なくなるというメリットもある。その他には、環境に優しいということが見直されていることもあり、インターネット通販や百貨店などで販売を伸ばしている。「布おむつ＝手間」というイメージが先行していた感じはあるが、布製品のメリットが見直され始めているのではないかと思われる。（参考：日本経済新聞）(R.T)

食欲ホルモン、心筋梗塞に効果

食欲増進や成長を促すホルモン「グレリン」を心筋梗塞発症後に投与することで死亡率が大幅に低減するとの動物実験結果を、国立循環器病センター（大阪府吹田市）の研究チームが公表している。
研究チームによると、人為的に心筋梗塞を起こしたマウスの約6時間後の生存率を比べたところ、グレリンを投与したマウスの生存率は70％以上で未投与の倍以上だった。また、投与で発症後に不整脈を起こす割合が大幅に減ることも分かった。グレリンが交感神経の異常を沈静化させることが効果に関係しているとみられると見解しており、今後の動向に注目が集まる。　(参考：時事通信)(M.Y)　

携帯通販市場が拡大

携帯電話を利用した通信販売は、利用者が時間や場所をえらばないでショッピングできることや、通販事業者はカタログを作成する費用が削減できるなど、双方にとってメリットがある。主に使用している世代は10代～20代前半と比較的若い年齢層という携帯電話の活用に慣れている若者の利用の割合が高い。このため取り扱い品目も洋服や化粧品が多くなっている。カメラ付き端末の普及により、二次元バーコードを読み込み指定サイトに誘導することで、雑誌やテレビとの連動を強めたことも市場拡大の要因の１つといえる。携帯電話は画面が小さいなどの制約はあるが、通信技術が発達することで情報量が増加し、通信コストも低下していることから市場は拡大していくと予想される。市場拡大に関して、ネット上での決済を巡るトラブルを回避するために、安全性の向上も必要といえる。（参考：日経産業新聞）(R.T)

値上げ要請でPB商品拡充

大手コンビニエンスストアでは定価販売を基本としてきたが、低価格販売を武器としたドラッグストアなどとの競争が激化してきている。そこにきて、メーカーサイドからの食品や日用品の値上げを要請されていることから、値上げによる消費者離れを防ぐため、値上げ要請を受けた商品に対しては、値ごろ感のある低価格のPB商品の拡充を行うことで対応していくとしている。
コンビニ各社はPB商品を拡充することで、大手メーカーに対して値上げを抑制する狙いがあるといえる。値上げを牽制する方法として、値上げする大手メーカー商品の売り場を縮小することも検討しているコンビニもある。今後もコンビニ各社のPB商品は売り場に対して重点的に配置されていくと思われる。（参考：日本経済新聞）(R.T)