昨年に続き今年も「はしか」の患者が10代を中心に多数発生している。国立感染症研究所の集計によると、1月13日までの2週間に全国の医療機関から報告された患者数は計145人となっている。年齢別では10代が44%と最も多かった。厚生労働省は、「はしか」にかかったことがなくワクチン未接種の人や、学校・福祉施設・医療関係者で免疫のない人に、ワクチン摂取を呼びかけている。
なお、「はしか」はくしゃみやせきで広がる麻疹ウイルスによる感染症である。発病など風邪のような症状を経て全身に発疹が出る。特効薬はなくワクチンによる予防が有効とされる。(参考:日本経済新聞)(N.U)