高齢者住宅などを手がける某社が実施した、50~70代の男女に対する「自信の介護に関する調査」によると、「必要になれば施設に入居したい」との回答が全体の60%以上となった一方で、「在宅で配偶者、子供に介護して欲しい」という回答はそれぞれ10%強、10%未満だった。
また「介護施設で重視する点」については、「入居費用が低価格」「医療体制の充実」「自分だけの空間や時間がある」といった点が上位に挙げられるという結果がわかった。
これに関して興味深いのは、男性の場合、50代から70代へと高齢になるにつれて、重視する点が増える、つまりだんだん理想(レベル)が高くなるが、反面、女性の場合は同様に50代から70代へ近づくほど、重視する内容に対しての理想(レベル)が低下するという傾向が出ており、女性の方がより現実的に考えるようになっていくことが判明している。(日経産業新聞)(K.Y)
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