自転車を複数の利用者で共有する仕組み。バイクシェアリング、コミュニティーサイクルなどともいう。環境保護(自動車からの転換)、放置自転車の抑制、都市内の回遊性向上などの観点から普及が期待されている。発想自体は古いが、欧州で新しい事業モデルが登場して最注目された。第一の要点はITの活用。ICカードを使い課金の自動化、盗難防止などを実現した。第二の要点は広告による収益モデルの確立。広告代理店がシステム提供する代わりに、協力自治体から屋外広告の掲載権を買い、広告掲載で運営費と利益を得る。仏パリのベリブという有名なシステムも、このモデルで運用されている。
(参考:日経流通新聞)(R.T)
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