薄毛で悩む人に朗報?名古屋市立大・岡嶋教授と原田准教授が、唾液に含まれる糖の一種「シアル酸」に育毛効果があることを発見。美肌効果も確認しており、育毛剤や美容液な
どの開発に応用が期待されるという。
同教授らはこれまでにトウガラシの辛み成分、カプサイシンが知覚神経を刺激、毛の成長を促進するたんぱく質「インスリン様成長因子1(IGF-1)」を増やす仕組みを解明している。他にもIGF-1を増やす物質はないかと考え「牛に頭をなめさせると毛が生える」というドイツの言い伝えに着目。唾液中のシアル酸にも神経刺激作用があることから、育毛効果があると考えた。マウス実験の他、薄毛の男性10人の頭皮に毎日1回、直接シアル酸を塗ると半年後、5人に育毛効果が表れ、女性10人のほおに4週間塗り続けると7人に肌の弾力がアップする効果もあったとされている。 (参考:毎日新聞)(M.Y)
コメント