家庭での治療に重点をおき、対象とする人の年齢、性を限定しない。次のようなコンセプトを掲げる。― 臓器や原因や治療法を限らない。予防、治療、リハビリを含めたあらゆる健康問題に対処する。ありふれた病気、症状、訴えを主な対象とする。人の精神心理面を始めとした幅広い人間理解、その人と家庭や職場や地域との連関を重視する。対象者の生涯にわたる継続性、健康時と病時を通じての継続性、医療のあらゆる段階での継続性を重視する。他の家庭医、専門医や健康問題に関わるあらゆる職種との連携と調整、地方の方々との協同を重視する。地理的、時間的、精神的、経済的に最も身近であること。患者の主体性、自発性、承認性を重視する。医療提供側の責任性を明確にする。患者の弁護者として行動する。― (参考:河北新報)(M.Y)