ナプラパシーとは、脊柱や胸郭などの過度に緊張している靭帯に疾患の症状が由来するとの理論に基づく診療法のことで、昔から実施されているがあまり知られていない代替療法のこと。これにより、治りにくい疼痛を緩和できる可能性があるとされている。
ナプラパシー療法では、手技療法(マッサージ)、栄養カウンセリングのほか、場合によっては温熱、超音波、コールドレーザーなどの物理療法により結合組織(靭帯、腱、筋肉など)の痛みを治療する。米ナプラパシー医療高等専門学校・Paul Maguire博士によれば、ナプラパシーは非侵襲性かつ苦痛なく効果を得ることができる治療法で、手根管症候群、腰痛、頭痛、頸部痛、膝部挫傷、坐骨神経痛、肩痛およびテニス肘などに有効であるとされる。 (参考:HealthDays News)(M.Y)
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