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お湯で希釈する濃縮飲料が売れている。カルピスの「ほっとレモン」や前田産業の乳酸菌飲料「ミルトン」の販売が好調という。缶飲料などに比べて1杯当たりの値段が安く人気を集めている。濃縮飲料はかんきつ類を使用した商品が多く、ビタミンCが豊富に含まれており健康に良いといった理由から、30代の主婦が子供に飲ませるおやつとして購入するケースが増えている。(参考:日本経済新聞)(R.T)
最近、「○○女子」といった呼び方で女性を表す言葉が増えている。どの言葉も、女性の「行動」「意識」に焦点を当てており、身の回りの女性に対する些細な現象の理解に役立ちそうだ。世代間での意見の違いを対立させ「対」にした言葉など、女性の性格や生活をうまく表現しているといえる。女性を表現するにあたり、世代という枠を超えた新しいマーケティングの基軸となるかもしれない。(R.T)例:「紅一点女子」と「おやじ女子」 紅一点女子 → 女性には厳しく男性にはかなり甘い おやじ女子 → 男性以上に女性に厳しい
ランチメート症候群とは、1人で昼食をとることに不安を覚え、1人で昼食をとる姿を見られるのは恥ずかしいと、隠れて昼食をとる症状のことをいう。近年若い女性を中心にこのような症状で悩む人が増えており、重症となると登校拒否や出社拒否を起すこともある。理由としては女性は小集団で群を作りたがり、1人でいると寂しく、ダメな人間と考えてしまう傾向が強いことが挙げられている。また、誘いを断られた場合、自分が傷つくのが怖いという対人過敏の人が多いことも関係していると考えられる。若年層はメル友に熱中していることなどもあり、人間関係を築くのが苦手になっており、孤独に対する不安も大きく、うわべでもいいから友人を装いたいという意識が強くなっている。ランチメイト症候群は、人間関係の希薄さやストレス社会が生み出した心の病の1つとであると言える。(R.T)
バレンタインに贈るチョコとして、友人に贈る「友チョコ」自分へのご褒美として贈る「マイチョコ」のほか、「逆チョコ」というものがある。逆チョコとは男性が女性に贈るチョコである。そもそも、バレンタインのチョコレートに限らず、ちょっとしたプレゼントをもらうのは誰でも嬉しいもの。男女関係なく、女性も「自分ももらってみたいと」いう気持ちになるのはわかる気がする。森永製菓が行った意識調査によると、「男性が女性にチョコを贈ってもよい」と答えた男性が72.8%に上った。日本ではバレンタインに女性が男性へチョコをプレゼントするのが主流だったが、男性から女性への「逆チョコ」も定着してほしいとチョコレート業界は期待しているようだ。「逆チョコ」を贈る気持ちについて(複数回答可)は61.0%が「感謝」、40.5%が「友情」とし、「愛情」の24.5%を上回る結果となった。バレンタインデーは男性も女性にチョコを贈ることが定着する時代がくるかもしれない。(参考:毎日jp)(R.T)
男性の言う“泥酔”状態は、女性の言う“ほろ酔い”状態や研究者らが考える“酔った”状態と同じかどうかわからないことが謳われている。 飲酒をする人が酔った状態の説明に用いる言葉の「酩酊」とは、研究者らが用いる言葉と全く異なり、解釈や理解に限界が生じるとされている。特に男女間では酔いに関する言葉は中等度または重度の酔った状態を表し、“酔った”は中等度と重度の間を示していた。男性の方が“泥酔”など重度の酔いを示す言葉を用い、語調も強く、女性は“ほろ酔い”など穏やかで、比較的婉曲的な言葉を用いる傾向が認められている。 (参考:HealthDays News)(M.Y)
呼吸とは生きている間、絶え間なく続けるものであり、人は一生の間に、6~7億回も息をするという。呼吸の仕方ひとつで、心身の健康は大きく左右される。イライラしているとき、不安なとき、焦っているときは、いつのまにか呼吸は浅くなっているという。浅い呼吸とは、肩や胸だけでおこなっている呼吸である。浅い息は、肺の一部にしか酸素を届けることができない。そうなると、血管中の酸素が不足し体や心に好ましくない影響が出てくる。最もダメージが大きいのが、酸素を最も必要とする脳である。普通の筋肉細胞を1とすると、脳の神経細胞はその20倍の酸素を摂取しなければならないと言われている。また、呼吸と自律神経は深い関係にある。深くゆっくりと息をしていれば、リラックス時にはたらく副交感神経がスムーズに動き、ホルモンの分泌や免疫のはたらきが正常になる。しかし、つねに浅い呼吸を続けていると、この仕組みが狂ってくる。副交感神経のかわりに、緊張したときに動き出す交感神経ばかりがはたらくようになり、体のあちこちに支障があらわれる。浅い呼吸は脳や自律神経に影響を及ぼし、ストレスをますます増幅させる、また酸素不足により、内臓の機能低下も招きかねない。浅い呼吸にならないように、日頃から深くゆったりと息をするためには、お腹で呼吸する「腹式呼吸」を行うのが効果的とされている。(参考:MSNニュース)(R.T)
「男子スイーツ部」とは、甘い物好きの男性のために、ニフティと小学館の雑誌「DIME」が共同で開発したサイトの名称。デザートに関する口コミを投稿できるサイト「@nifty スイーツ部」内に開設。現在、部員を募集している。部員として会員登録すると、自分が食べたデザートやお店に関する口コミを投稿したり、「オフ部会」に参加できる。オフ部会では、「バレンタインでもらってうれしい絶品チョコ食べ比べ」や「新鋭スイーツ店での新商品試食会」など、さまざまな企画を実施。その様子をサイトやDIME誌面で紹介するとしている。スイーツ好きな男子が増えている中、潜在的なスイーツ好き男性の消費意欲を刺激するサイトの1つであるといえる。(参考:ITmediaニュース)(R.T)
団塊の世代がひ孫と接する時期になれば、祖父の存在が重要になってくるといった見方が出てきており、男性における孫・ひ孫育ての力(祖父力)が見直されている。保育園で実際に子供と交流するなど現場の経験を積むことが祖父力を鍛えることに繋がる。祖父母や曽祖父母は細かく言わず、余裕をもって子供と接することから、若年層から好まれる傾向が高く子育てへの協力を得やすいと考えられる。また、曽祖父など身近な親族が老いていく様子を見て育てば、高齢者に親身になって接しようという思いがわいてくる。それは世代間の結びつきを強め、高齢化社会を支える基盤になると考えられる。(参考:日本経済新聞)(R.T)
ベジタリアン食は、必ずしも栄養やバラエティに欠けているとは限らない。肉の代用としてベジタリアン食に取り入れることのできる、おいしくて栄養に富んだ食品も豊富にある。 米国農務省(USDA)では、例えば以下のようなものを提案している。
・豆、レンズ豆、米など、脂肪の少ない蛋白質を含む食品を選ぶ・パスタ、ピザ、炒め物などの料理では、肉を野菜に置き換える・大豆ソーセージ、ベジバーガー(肉を使わないハンバーガー)、豆バーガー、大豆製ホットドッグなどの利用・脂肪分の高い乳飲料を避け、代わりに大豆飲料を利用する・飲食店では、料理に肉の代わりに別の食材を使うか、肉を抜くよう注文する (参考:HealthDay News)(M.Y)
広島大学の大上直秀講師と安井弥教授らが、胃がんの診断マーカー(目印)となるたんぱく質を発見した。早期の患者でも採血だけで2人に1人の割合で発症しているかどうか判別できるという。日本人のがん死の原因第2位の胃がんは、エックス線や内視鏡検査によって見つけるのが一般的。簡便な血液検査で精度よく判別可能になれば、あまり費用をかけずにたくさんの人を検診できるようになり、早期発見・治療に繋がる。また、このたんぱく質は抗がん剤が効いたかどうかの治療効果を見るのに使えると見ている。(参考:日本経済新聞)(R.T)