特定保健用食品(特保)の消費が着実に増えている。日本健康・栄養食品協会の調査によると2007年度の国内市場規模は6,798億円。2005年度に比べ8%増え、1997年度と比べると市場規模は10年で約5倍に拡大しているという。
2008年度(9月現在)の品目数は796と前年度より5%増えている。10年ほど前まではヤクルトなど整腸向けが9割を超えていたが、ここ数年は茶飲料など中性脂肪値改善を訴える商品が牽引しており、市場の2割を占めるまで成長した。今年4月からはメタボリック(内臓脂肪)症候群改善のため、企業でも特定健診や保険指導が始まっており、このような健診や指導の拡大からさらなる消費の拡大が予測される。(参考:日本経済新聞)(R.T)
コメント