日経産業地域研究所の調査によると、メタボリック症候群に該当する人は、あまりおしゃれを気にしないという調査結果が出たという。調査ではメタボリック症候群の基準に「当てはまる」(メタボ該当者)人が全体の16%、「当てはまらないが、将来そうなる不安を感じている」(メタボ不安者)が30%、「なる不安はない」(メタボ無縁者)45%、残り9%が「わからない」と無回答だった。これらの回答者に対して消費態度に関する質問を行った。例えば、「洗練された雰囲気の店が好き」な人は、メタボ不安者は57%、メタボ無縁者61%に対し、メタボ該当者は50%。「色やデザインに関心がある」も不安者58%、無縁者69%だが、メタボ該当者は48%と少ない。一方、メタボ該当者は環境意識はやや高い。「エネルギーや資源の浪費に危機感を持っている」に当てはまると答えたメタボ該当者は87%だが、不安者は83%、無縁者は81%とやや低い。メタボ該当者ははやりものや表面的なデザインよりも、エコロジーを意識した商品やサービスを好む傾向が強いのかもしれない。(参考:日本経済新聞)(R.T)
コメント