日本市場に米国産牛肉が戻ってきた中、米国農務省によると米国内の牧場では「ヨーネ病」なる奇病が蔓延している。これは主に子牛時、3~5年の潜伏期間を経て発症、水様の下痢を繰り返し、やがて痩せ細って死に至る病気とされるものである。
2007年の調査では米国酪農場の68.1%が汚染されていると判明。中規模とされる100~499頭の牛を保有する酪農場で75.1%、500頭以上を保有する大規模農場になると95.0%がヨーネ菌に汚染されているとされている。
この要因としては、米国では仮に感染が判明されても肉は付き、ミルクは出る為日本のように法的に殺処分する義務がないので下痢をしてもそのまま放置していたことが挙げられ、日本のヨーネ菌対策からすれば想像出来ないのが実状と言える。 (参考:週刊文春)(M.Y)
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