地球温暖化防止に役立つとされている「カーボンオフセット」(直接的な施策によって削減できない二酸化炭素を、森林吸収源を守る植林やクリーンエネルギーなどの事業に投資することなどにより、排出した分を相殺する仕組みのこと)を取り入れた商品やサービスが増えており、ギフト商品にもカーボンオフセットを謳った商品が相次いでいる。
例えば百貨店では、中元は店舗営業や贈り先への配送で二酸化炭素が発生するが、排出分と同量の二酸化炭素を吸収する植林活動を企業サイドが負担するといった「カーボンオフセット型中元ギフト」がある。
メーカーでもカーボンオフセットを取り入れた製品作りが広がりつつある。しかし、それらの商品を購入する消費者の認知度を向上させるために、仕組みを明確に消費者へ伝えることや品揃えを増やすなど、メーカーサイドの取り組みが必要と思われる。(参考:日本経済新聞)(R.T)
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