アフター9(平日午後9時以降)の付加価値市場をリードしているのは、年収1,240万円(世帯)のハイライフ層と呼ばれる消費者である調査結果を、リースキンブランドとマイボイスコムの両社がまとめている。ハイライフ層は、全体の11%程度で男女比の偏りはなく、40代以上にやや多い傾向が見られ、すべての年代に広く分布している。ホワイトカラーや企業のマネジメント層に多く、一流、高級、知的なイメージを持つ商品や企業を評価をする傾向があり、デザインには支出を惜しまない。
ハイライフ層の消費者は、ちょっと贅沢な気分を味わいたいという生活心理を持つという。そのため商品に細部へのこだわりや突出した技術を発見した時には、高級感や知的イメージを想起し、ステータス・自信・優越感という感覚体験を経て購入に至るとしている。高付加価値商品には、サントリー「銀座カクテル」任天堂「Wi Fit」などが挙げられるという。(参考:化学工業日報)(R.T)
コメント