Diet Induced Thermogenesisの略で「食事誘導性熱代謝」などと訳される。人間のエネルギーの消費は大きく3つに分けられる。
(1)基礎代謝
生命を維持するために最低限必要な代謝で、じっとしていても消費されるエネルギー。1日の消費エネルギーの約60%を占める。
(2)生活活動代謝(運動+運動以外の身体活動)
運動や日常生活における動作によって消費されるエネルギー。1日の消費エネルギーの20~30%を占める。(運動0~10%、運動以外の身体活動20~30%の内訳)
(3)食事誘導性熱代謝(DIT)
食事をしたときに消費されるエネルギー。1日の消費エネルギーの約10%。
DIT(食事誘発性体熱産生)反応は朝が最も高くなる。そして時間とともに下降する。そのため朝食は、多少食べすぎたとしてもDIT反応の高まりによって消費エネルギーが活発になる。(Y.A)
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