ある人が肥満になると、親しい友人も肥満になりやすいとことが、米国ハーバード大学の医学部での30年以上に渡る追跡調査で判明した。この調査によると、家族や隣人が太っていても肥満のリスクに変化はないが、友人が太っている場合は肥満率は平均より57%高く、特に親友だと2.7倍も高いという。親しい友人ほど価値観を共有することで、肥満が不健康だという認識が低くなり、「連れ食い」するのが理由とされている。
また、インターネットを介した肥満の感染も実際に起こっていると指摘している。ブログやチャットなどを通じてグルメ情報をやりとりすることで、肥満をもたらす価値観が広がっていると考えられている。親しい友人だからこそ、健康面において肥満のリスクを指摘してあげることも必要ではないだろうか。(参考:日経産業新聞)(R.T)
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