厚生労働省研究班は、緑茶に含まれるカテキン「エピカテキン3ガレート(ECG)」の血中濃度が高いと、女性では胃がんにかかるリスクが抑制されていることを、大規模疫学調査で突き止めた。全国に住む男女約3万7千人を対象に12年間追跡調査を行った結果、ECGの血中濃度が最も高いグループの女性は最も低いグループと比べ胃がんにかかるリスクが最大で7割以上、下がることがわかった。なお、男性の場合、喫煙者が多いこともあり、がんリスクの抑制は確認できなかった。カテキンにはがんの転移を抑える効果があるとされる。(参考:日本産業新聞)(N.U)
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