マイクロソフトがヤフーを買収するという話がマスコミをにぎわせています。
マイクロソフト経営陣のグーグルに対する危機感が強いことのあらわれでもあります。
マイクロソフトはWeb1.0時代を作り上げリードしてきた企業の雄。
手元のパソコン(インターネットのこちら側)でさまざまな情報処理をするためのOS・ウィンドウズを独占的に販売しています。
これに対し、Web2.0世代の申し子といえるグーグルそしてヤフーは、インターネットの「あちら側(サーバー側)」で全ての情報を処理することを目指します。
グーグルの売上高は5000億円でマイクロソフトに比べたら3分の1。ヤフーに至っては5分の1にすぎません。
売上高が数千億円のヤフーにマイクロソフトは4兆7000億円も出すと言っているのですから、マイクロソフト側の覚悟と成長への期待感は大変なものです。
マイクロソフトが急成長するネット広告市場を飲み込むという形で捉えられますが、もうひとつの側面、Web1.0世代とWeb2.0世代との闘いという、さらに大きな図式がそこにあります。(R.T)
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