米国で一般に信じられている身体や身の回りに関する言い伝えについて、医学的裏づけがないものばかりか誤りのものをあるとする研究を米インディアナ大が例えば以下のようにまとめている。
・暗所で本を読むと目が悪くなる
→影響がないことで大多数眼科医の意見は一致している。昔に比べ、現代は照明が明るくなったにも関わらず、近視が増えている事実とも矛盾
・携帯電話は医療機器に影響する
→計器異常等の報告があり、多くの病院で使用が禁止されているが、英米の研究では頻度は非常に低く、むしろ医師間の連絡が改善し医療過誤が減るとの研究もある(因みに日本の総務省では心臓ペースメーカーからは22㎝程度以上離すと規定)
言い伝えは信じるだけであれば実害はないが、根拠のない治療法を勧めることなどは実害をもたらす可能性もありそうだ。(米インディアナ大・研究班報告より)(M.Y)
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