2006年、福岡県の20~60代の517人(男性309人、女性208人)に、過去1ヶ月間に食したものを詳細に聞き、各栄養分の摂取量を算出。同時にうつ症状があるかどうかを調べ、各栄養素との関連を日本人からのデータとしては初めて「葉酸の摂取が少ない人ほどうつ症状の割合が高く、摂取が多い人では少ない人よりうつ症状は半減していた」ことを東大医学部助教授および国際医療センター研究部長らが発見している。
葉酸は野菜や果物に含まれる多く含まれることから、その摂取量が少ないほど、すなわち、うつ症状が多いと考えられる。因みに当調査からは、年齢や肥満、喫煙、飲酒、結婚しているか否か、ストレス等の影響を除いて解析した結果であり、やはり葉酸そのものがうつ症状を減らしている可能性が高いと判断されている。 (共同通信社、産経新聞他参考)(M.Y)
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