経済産業省は液晶・プラズマテレビの省エネ性能を示す「統一省エネラベル」制度の基準を見直すことを決めた。製造メーカー各社製品の省エネ性能が向上した結果、最高水準の「5つ星」を満たす製品が全体の60%を超えたことが理由となっている。
現在の制度では、基準を設定した時点に最も省エネが進んでいる機器よりも36%以上エネルギー効率を改善すれば5つ星を付けることができる。制度の見直しにあたり、5つ星の基準を36%以上から64%以上に改める。この基準を現在の製品に適用した場合、5つ星を付けることが可能な製品は全体の約2%になるとされている。
統一省エネラベル
消費者が小売店などで製品を購入する際、省エネ性能が1目でわかるようにラベルで1つ星から5つ星までの星の数をラベルで表示する制度。(日本経済新聞)(R.T)
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