学校などで生徒に「やってみたい」と思わせる授業を実現してもらうことを狙いとして、子供に食事のしつけや健康的な食生活の在り方を指導する「食育マイスター」の育成を平成20年春より開始する。
民間資格として認定する機関「日本食育マイスター協会」は、野菜ソムリエ講座等を運営する「フードディスカバリー」(東京都渋谷区)により立ち上げ。主婦や教育関係者らを対象に、東京で3月開講(受講料:3日間・148,000円)。教育コーディネーターや栄養士らを講師に迎え、「はしの持ち方」「いただきます・ごちそうさまが言える」「よくかむ理由」と約40項目に細分、7講義を予定。
またマイスターが教える対象を、小学校低学年~高校生以上と4段階に分け、レベルごとの到達知識を設定して、実践に生かせる配慮もしている。同協会では将来的に、小中学校や自治体と連携し食育に携わる人材を育てる方針であり、食文化に関する情報発信から本質的な理解とそれに関する実践を目指していくようです。
(日本食育マイスター協会より)(M.Y)
以前ここで取り上げておられた
『栄養教諭』と、どういうところが違うんでしょう?
教師であるか否かということ以外、役割は同じように思うのですが?
投稿情報: みきみに | 2008年1 月15日 (火) 08:10
みきみにさん、コメントありがとうございます。食に関して「教える」ことは似たようなところがありますね。
栄養教諭は地産地消(各地方地場で収穫したものを消費する)や開発への理解や推進を担うのに対し、食育マイスターの役割はより広い角度から、礼儀作法等を含め“食全般”に関する理解を深めるところにも違いがありそうですね。
投稿情報: M.Y | 2008年1 月15日 (火) 09:15