12月4日に米ペンシルベニア州立大の研究チームが、子どものせき止めには「はちみつ」を飲ませる療法が安全で効果的である調査結果を発表した。風邪を引いた2~18歳の子ども100人以上を対象に調査したところ、はちみつを飲用後、せきの頻度が減ったとの回答が最も多かった。
はちみつに含有する抗酸化物質がせき止めにつながり、また上気道感染症による睡眠障害が改善される可能性もある。ただ、1歳未満の乳児はボツリヌス中毒(ボツリヌス菌が食品中で増殖し産生した毒素の摂取によって起こる中毒)の恐れがあるため、はちみつを控える必要がある。(朝日新聞ほか)(N.U)
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