東京大学の門脇孝教授のグループの研究などから、メタボリックシンドロームや生活習慣病の予防・治療・新薬開発戦略が見えてきます。
1、善玉アディポサイトカイン(アディポネクチン)の血中濃度を高める方向
2、悪玉のアディポサイトカインを抑制する方向
3、アディポネクチンの筋肉や肝臓での働きを改善する方向(受容体を増やす)
最近では、ドラッグストアの健康食品売場でも、アディポネクチンという言葉を良く耳にするようになりました。主に健康食品として1をうたった商品が増えているからです。ただし、あくまでも単なる食品であるということをお忘れなく。
生活習慣病が進行してある程度動脈硬化が進んでしまうと元には戻りませんし、予備軍であるメタボ対策にしても、日ごろの運動と食事に気を配ることが最善であることには変わりはありません。(K.O) (このシリーズ終了)
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