大手小売店がPB(プライベートブランド=小売の独自開発商品)の展開を強化している。
プライベートブランドとは、ナショナルブランド(NB、全国有名メーカーの開発商品)に対比されて使われる言葉。
イオンは自社のPB「トップバリュ」の食品や洗剤など計24品目を10~25%値下げすると発表した。セブンイレブンは大手メーカー品よりも2割程度安いPBの食パンを発売する。
原材料高騰を背景にメーカーの値上げが相次ぐなか、独自商品の展開で消費者に低価格を訴え、消費者の買い控えを抑制する狙いがある。
食品スーパーなどだけではなく、その他の業態でもPBの取り組みは積極的に行われるようになった。ドン・キホーテは家電や家具を中心としたPB「bisシリーズ」を開発し、販売する。
単に価格が安いというPBではなく、品質やデザインなどにもこだわったPBが多くなっているようだ。(Y.A)
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