日本人の死亡原因4位に挙げられる肺炎。その死亡者約95%を65歳以上の高齢者が占めている背景から、万有製薬は65歳以上の男女467人を対象にインフルエンザと肺炎に関する意識調査を実施した。
最近1年間にインフルエンザワクチンを接種した人は44.3%(経験したことがある人は67.2%、接種した経験がない人でも98.7%が同ワクチンを知っており、53.7%がワクチン接種の必要性を感じている。
インフルエンザにかかった高齢者は肺炎を併発することが多いが、アンケートでも「肺炎は怖い」あるいは「自分もかかるかもしれない」などと認識は高い。
反面、「肺炎は予防可能な疾患」と考える人は36.8%と予防への意識は低いことから、予防対策を積極的に訴えてゆくことが必要。(日刊工業新聞)(M.Y)
コメント