産業カウンセラー440人に実施した職場のいじめ調査結果によると、実際にいじめを見たり、相談を受けるなどの事例経験があるとした回答が8割に上ったという。
内容としては「パワハラ」が78%。パワハラの形態では「罵る、怒鳴る、威嚇する」が68%と多く、その実態が浮かび上がってくる。
背景には学校でのいじめ問題と同様、競争社会の圧力とストレスを背景にした人間関係の不安定化を背景に、いざ起こってしまうとイジメ行為に巻き込まれたくないという周囲の心理状態も関係しているものと考えられる。
(日本産業カウンセラー協会・報告、他)(M.Y)
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