アクアポリンは老化をはじめ、環境、遺伝子の異常などで、減少したり、消失したりすることもわかってきました。
老化によるアクアポリンの減少で、明らかになりつつあるのが白内障。
白内障は老化に伴い起こることは周知だが、これを眼のレンズ細胞の表面にあるアクアポリン(AQP0)の減少で説明される可能性が出てきました。
ドライマウスもAQP5の減少によって説明できる可能性の他、皮膚の角質細胞にあるAQP3の減少による皮膚の乾燥やアレルギー性皮膚炎の説明も可能だと考えられています。
AQP3は、皮脂膜、NMF(ナチュラル・モイスチュア・ファクター)、セラミド、カスパーゼ14などとともに、肌の保湿因子と考えられます。(K.O)
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