部屋の中で以外とホコリがたまりやすいのが、照明器具のカサ、カーテン、額縁、ぬいぐるみなど。ぬいぐるみなどはガラスのケースなどに入れて飾れば、ホコリがつきにくく、掃除もしやすくなる。カーテンはホコリを良く吸い、掃除機をかけるとともに定期的に洗濯することが必要。照明器具のカサ、タンスの上や裏なども定期的に掃除してください。掃除をする時は、ハタキなどを使うとホコリが舞い上がるので、濡れぞうきんをよく絞って使うことが大切。網戸にホコリが付着していると、新鮮な空気が部屋に入る時点で汚れる。年末の大掃除の時だけではなく、定期的に網戸やサッシの掃除を心掛けることが必要である。 (参考:健康すまい情報局)(M.Y)
2月から4月にかけて飛び散るスギ花粉による花粉症が一番多く、窓・扉の開け閉め、換気口からの侵入や人が花粉を家の中に運び込んでくる。家に入り込み、床に落ちた花粉は踏み潰され花粉塵となり、部屋中に撒き散らされる。対策としては花粉塵となる前に花粉を掃除機でまめに取り除くことである。また花粉は湿度が低くなると浮遊しやすくなるので、湿度を50%くらいに調整することが重要である。あまり湿度を上げすぎると、今度はダニやカビが繁殖しやすくなるので注意が必要である。 (参考:健康すまい情報局)(M.Y)
ふとんの掃除は、「干して、叩いて、吸い取って」が基本。例えば夏の晴れた日に黒い布をかけてふとんを干すと表面温度が上がり、60℃近くになることもあるのでダニの死滅する確率が高くなる。夕方になると湿度が上がるので、午後2時までに取り込むようにする。逆に冬は日差しが30℃程度しか上がらないので、ふとん乾燥機のほうがベター。ただし、ダニが死んでも、その死がいやフンもアレルゲンとなる。片方の手で叩いて、ふとんの表面に出てきたダニをもう一方の手で、掃除機で吸い取る。しかし、この方法では効率が悪いのも事実。また周囲に飛び散ったアレルゲンを吸い込むこともある。(※サイクロン式の掃除機をお使いの場合、ダストを捨てる時、ホコリなどのアレルゲンを吸い込まないよう注意。マスクなどでの対策が必要。) (参考:健康すまい情報局)(M.Y)
ハウスダストは室内にいるあらゆる生物からでき、特に人間やペットが最大の生産者となる。その成分は、身体から出るアカ、フケ(うっすらとホコリの溜まったところをなでると、指先に灰色の粉が付く。これは主に皮膚の断片で、人の皮膚は常に再生されており、古い皮膚がはがれ落ちたため)、髪の毛、衣服から出る繊維、ペットの毛、カビ、ダニのフンなど様々。住居の気密化が高まり、湿気が逃げにくい環境にあるのでダニやカビが発生しやすくなっている。人にとって快適な住まいは、ダニやカビにとっても快適である。ダニは、温度20~30℃、湿度65~85%が繁殖条件。フケやアカ、カビ、植物繊維が大好物で、6~8月が繁殖のピークとなる。しかし、冬でも暖房機器等で室温が上がるため、繁殖しやすくなる。 (参考:健康住まい情報局)(M.Y)
自動販売機で手軽に栄養補給。サプリメント(栄養補助食品)の自動販売機が街中にお目見えしている。健康に対する気遣いから、日常的にサプリメントを摂取する消費者が増加しており、ドラッグストア代わりに自販機の利用も見かけるようになりそうだ。化粧品通販大手のDHCが首都圏の駐車場などに設置を始めた。飲料用よりも一回り大きい販売機にあは「コエンザイムQ10」「濃紺ウコン」など同社の人気商品8品目が揃っている。価格は210円~2000円以上する商品もある。メタボリック症候群の予防策などでサプリメントに関心を持つ人は増えるとDHCでは見ている。DHCは駅構内やフィットネスクラブ、病院など全国200ヶ所に自販機を設置する計画で、様々な場所で活用する人が増えると考えられる。(参考:日本経済新聞)(R.T)
アレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎の患者さんに多いアレルゲンは、ダニとハウスダスト。ダニとハウスダストを減らす工夫をする必要がある。約7割の患者はダニにアレルギーをもっており、ダニ対策を行うだけでも症状はかなり改善される。また、一般的に冬はダニが少ないと思われがちだが、実際には、換気をせずに暖房をかけていることが多いため、「春よりも冬のほうが、ダニも多い」ことが明らかにされている。ちなみに殺虫剤・防虫剤は、人体に影響があるのでできる限り使わない方がよい。農薬成分が含まれているため、体調をくずしたり、化学物質過敏症になったりすることもある。たとえ殺しても、死がいやフンが残っていてダニアレルギーの人にとっては効果的でない。 (参考:健康すまい情報局)(M.Y)
医者のトレードマークとも言える白衣を診察室で着ない医師が、小児科や心療内科を中心に増えている。患者の緊張感を和らげる効果や動きやすさ、衛生面など狙いは様々。中には「患者中心の医療を阻む」として白衣を全廃した病院も。ポロシャツやワイシャツで診察する姿は、患者からも好評だという。(参考:asahi.com)(R.T)
飲酒が乳がんのリスクを高めることが、厚生労働省研究班の研究で明らかにされた。全国5万人の追跡調査で、週に150g以上のアルコールを摂取する女性が乳がんを発症する割合は、全く飲んだことがない女性の1.75倍だった。 1週間で150gとは、日本酒なら約7合分に相当。ワインなら約14杯分、ビールでは大瓶約7本分、ウイスキーは約7杯分になるという。研究班は1990年代から、5万人の女性の生活習慣と健康状態を追跡。追跡できた期間は平均13年間で、うち572人が乳がんを発症していた。 発症率は、週の飲酒量が150g以下の人は飲まない人の1.06倍であまり変わらなかったが、150gを超す人では1.75倍になった。飲酒が口腔、食道、大腸、肝臓などの各がんのリスクを高めることも、報告されている。がん予防に詳しい田島和雄・愛知県がんセンター研究所長は「がんには様々な要因があるが、その一つが確認できたことは意義がある。女性の飲酒は増えており、注意喚起が必要だ」と指摘する。 (参考:朝日新聞)(M.Y)
パナソニックは、20代~40代の働く女性504名に対し「肌の乾燥に関する意識調査」を実施。まず「肌が乾燥しているか」という問いには実に8割の女性が、「乾燥している」と回答。「乾燥を感じる時」について聞いたところ、最も多かったのが「日中オフィスにいる時」でその割合は67%を占め、後には「洗顔の後」(44%)、「夜帰宅した後」(34%)などが続いた。具体的な時間帯としては「15~18時」が35%で、「21~24時」が16%、18~21時」が15%の順。多くの女性は肌の乾燥に悩み、そのピークは日中のオフィスと考えている。「オフィスは乾燥しているか」との質問に9割近い(88%)女性が「乾燥している」との回答は深刻な問題と言えそうだ。「オフィスの乾燥」に多くの多くの女性たちが悩んでいる現状が明らかになったが、乾燥対策を施している会社は少数。そこで、「同じ仕事内容・待遇なら、乾燥していないオフィスに移りたいか」と聞いたところ、89%もの女性たちが「移りたい」と回答。調査は、さらにオフィスでの乾燥対策グッズ等にも及び、「スチーマーを使う」(20%)という女性が「加湿器を置く」(49%)、「水分を多く摂る」(34%)、「保湿効果の高い化粧品を使う」(24%)に次いで多かった。また、オフィスで使える「理想の乾燥解消グッズ」との問いでは、「机の上にコンパクトに置ける」(77%)「音が静かで目立たない」(64%)といった現実的な回答が目立った。 (参考:J-CASTニュース)(M.Y)