カー用品を手掛けるカーメイトは、チャイルドシートに座っている乳児の様子を運転中に見守るシステムを開発している。
このシステムは、カメラとスマートフォンやタブレット端末用のアプリを組み合わせ、乳児の様子を画像で確認できるほかに、認識機能によって「寝ている」といった情報を音声で運転手に伝える仕組みも兼ね備える予定だ。
後部座席に装着する乳児用シートは、後ろ向きに設置するため、バックミラーを使っても運転中に乳児の様子を把握するのが難しかったが、このアプリによりそれを簡易にし、さらに、音声で乳児の様子を知らせる機能をも盛り込むことで、安全に乳児の様子を確認できるという。
カーメイトは2010年にスマホ用アプリの政策を開始し、現在は、燃費を管理する「Fuel」等を中心に、累計10万ダウンロードを超えているという。乳児見守りアプリは早ければ2013年度中の製品化を目指しており、同社は今後もスマホアプリを使った新ビジネスを開拓していく予定である。
(参考:日本経済新聞) (R.S)
コメント