今日、スマートフォンの技術力向上により、生活における様々な場面で、スマートフォンアプリを使用する人が多くなってきている。そんな中、スマートフォンを利用した、新たな画期的なサービスが始まろうとしている。それは、お腹の赤ちゃんをスマートフォンで見ようというものだ。
韓国系病院情報システムのICMジャパンにおいて、妊婦が撮影した胎児の動画を、スマートフォンなどに取り込めるシステムが、8月から販売開始される予定で、妊婦健診の受信者に、自宅などでいつでも胎児の動画を視聴できるサービスを提供する。
これにより、病院が、専用の録画機器を通じ、超音波診断装置で撮影した胎児の動画を、ICMジャパンが用意するサーバーに送信することにより、受信者は、自宅にいながら、スマホやパソコンなどで動画を見ることが可能となる。
受信者の負担は2千~3千円程度を想定されており、実際に先行してこのサービスを提供している韓国では、顧客の満足度の向上に繋がっているという。
このシステムの価格は50万程度で、これから、産婦人科を持つ病院に売り込むほか、動画視聴用の専用ウェブサイトにリンクを貼る乳児用品の通販会社が購入し、病院に提供するケースなども見込まれている。
生まれる前から、自宅で気軽にお腹の赤ちゃんを見ることができるというこのサービスが、今後、産婦人科などにおいて、新たなニーズになるのか、注目したい。
(参照:日本経済新聞)(R.S)
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