米系製薬会社のファイザーがまとめたせきに関する調査結果によると、4人に1人が「せきが出始めてから1週間以上様子を見てから受診する」と、治療を先送りにしがちな傾向が分った。「受診しない」と答えた人も13%だった。せきが出始めてから「3日以内に受診する」との回答は44%と、半分以下に留まった。
一方職場にせき込みながら働く人がいた場合、「早く病院に行って治療してほしい」との回答が84%に達した。「マスクをしていても同僚のせきが気になる」との回答も53%だった。病気をうつされることに対する危機意識は高いが、自分のことになると治療が遅れ気味の人が多いと同社は見ている模様。 (参考:日経産業新聞)(R.T)