チョコレートなどの甘い菓子を毎日食べる子供は、成人してから暴力的になりやすいとの研究結果が発表されている。すぐに満足感を得られることが衝動的な行動を助長するためという。英カーディフ大の研究者らによると、10歳の時にこうした菓子類を毎日与えられた子供は、34歳までに暴力行為で有罪となる可能性がより高かった。
今回の研究の中心となったサイモン・ムーア氏は「子供に菓子を持続的に与えると、衝動的になり、欲しい物を攻撃的手段で入手しようとする傾向を生む可能性がある」と説明。これは70年以降、数回のデータ集計され、対象者の健康状態、教育、社会的・経済的状況と甘い物の摂取について、5、10、26、30、34、42歳の各時点で追跡調査されたものである。 (参考:ブルームバーグ)(M.Y)
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