新型インフルエンザのワクチンを、学校に通う子どもとその親の年代に最優先で接種すれば、大流行を効果的に阻止することができるかもしれない…米国の研究者らが年齢別の感染や死亡パターンを考慮に入れて割り出した。
米エール大研究者らは、メキシコの初期の流行から新型ウイルスが患者1人につき約1.4人に二次感染するとの世界保健機関の研究や、スペインかぜ、アジアかぜといった過去のインフルエンザの大流行での致死率などのデータを分析。
さらに学校に通う子どもが最も感染しやすく、親は感染を周りに橋渡しする役割を持っていることを考慮。5~19歳の子どもとその親の世代にあたる30~39歳の大人にワクチン接種を優先すれば、大流行を抑えられる可能性があることを導き出している。 (参考:朝日新聞)(M.Y)
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