英カーディフ大学の研究員、ピーター・エルウッド氏と英レディング大学のイアン・ギブンズ氏は7月22日、ウェブサイト「アルファガリレオ」に掲載した発表資料で、心臓病や心臓発作などの病気で死亡する確率が牛乳を飲むことで最大20%低下する可能性があると報告した。
両氏によると、牛乳はカルシウムとカリウム、タンパク質、ビタミンDを含むと同時に、糖分や飽和脂肪があるため不健康な食品とされることが多い。しかし、冠状動脈性心臓病や心臓発作、糖尿病の予測調査のために牛乳を飲んだ324人を対象にした研究からは、牛乳を飲むことによる健康上の危険よりもメリットの方が勝ることが判明したという。 (参考:フジサンケイビジネスアイ)(Y.A)