クッション性の高いエアタイヤを履いたベビーカーで、赤ちゃんを乗せて走る「ベビーカー・ランニング」を楽しむ人がじわりと増えている。車体は重いが、走り出せば軽快に進む。いつもの散歩の散歩の足がちょっと先まで延びる魅力もある。本場の米国ではパパのメタボ対策として人気に火がつき、、ママにも拡大している。日本ではパパの育児参加ツールとして注目を集めている。
ベビーカーランニングでは自転車のようなゴム製の小型タイヤを使ったバギータイプで楽しむ人が多い。日本ではGMPインターナショナル(東京・渋谷)が2008年10月に「エアバギーラン」の商品名で発売している。エアバギーランの場合、タイヤの口径は16インチと小さな折り畳み自転車並み。全長は1.2メートルで重さは8.4キログラムある。幅は59センチと駅の大きな改札口なら通り抜けられるサイズとなっている。大切な子供を乗せるベビーカーということから、ベルや手動式ブレーキなどを装備しているが、利用者の安全運転に対する意識は欠かせない。
ランニングブームで全国的に盛り上がっているマラソン大会。家族参加を促すためベビーカーを押しながら楽しめる短めのコースを設定する大会もでてきている。ランニングブームが広がる中、パパの育児参加のツールとして効果的ということで、ベビーカーランニングは、父親向けの子育て雑誌にも取り上げられている。(参考:日経流通新聞)(R.T)
コメント