着たままで医師が聴診できる“聴診衣”を、帝健(大阪市)が開発。衣類の上から聴診器を当てるので、下着を脱ぐことに抵抗のある人もスムーズに健診を受けられ、時間短縮にも繋がる。学校等へのレンタルを始めており、好評とされている。
これは、直径数マイクロメートルの極細繊維を高密度で編んでしなやかな素材にし、摩擦を大きく減らして雑音を低減。第1号で使用した日本工業大学の健診担当者は「男女同時に健診でき、いちいち服を脱ぐ手間も省けた」と見解。レンタルは1枚500~1,000円程度、5月末を目途に販売も始めるとしている。 (参考:朝日新聞)(M.Y)