睡眠時間が短すぎまたは長すぎる人の健康状態に、炎症が関与していることが米国の研究により報告されている。これまでの研究から、睡眠時間の不足や過剰が冠動脈性心疾患、糖尿病、肥満および死亡のリスク増大につながることが示されてきたが、今回新たに、心疾患や糖尿病などの健康障害リスクの増大には、炎症性サイトカインの慢性的な上昇が関わっていることも明らかにされた。その他、睡眠時間の長い被験者は有意に年齢が若く、睡眠時間が短いほど糖尿病、高血圧および閉塞性睡眠時無呼吸の有病率が高いことも判明されている。 (参考:医療紙「Sleep」)(M.Y)
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