広島大学の大上直秀講師と安井弥教授らが、胃がんの診断マーカー(目印)となるたんぱく質を発見した。早期の患者でも採血だけで2人に1人の割合で発症しているかどうか判別できるという。
日本人のがん死の原因第2位の胃がんは、エックス線や内視鏡検査によって見つけるのが一般的。簡便な血液検査で精度よく判別可能になれば、あまり費用をかけずにたくさんの人を検診できるようになり、早期発見・治療に繋がる。また、このたんぱく質は抗がん剤が効いたかどうかの治療効果を見るのに使えると見ている。(参考:日本経済新聞)(R.T)
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