地球温暖化の原因とされる二酸化炭素削減の一つとして世界中で導入が進められているバイオ燃料。さまざまな種類がある中で、大阪府はバイオエタノールをガソリンに混ぜた「E3」と呼ばれる燃料の普及に力を注いでいる。E3とは、レギュラーガソリンに、バイオエタノールを3%混ぜたもの。Eは「エタノール(Ethanol)」、3は「3%」のことを表している。ガソリン使用量の3%分に相当する二酸化炭素(CO2)を削減できるほか、トウモロコシなど農作物を原料とするバイオ燃料と違い、食糧価格に影響を及ぼさないなどの利点がある。
食料ではなく廃材を原料にしているのが特徴。大阪府は環境省の委託を受け、平成19年度から実証事業を開始し、現在は15カ所で販売し、21年度はさらに増える予定となっている。(参考:産経ニュース)(R.T)
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