日本衛生設備機器工業会が、一般の既婚女性1,000人を対象に、各家庭での節水意識や取り組みに関する調査を実施した結果、洗浄水量6リットル以下の「節水トイレ」を知っている家庭の主婦は5人に1人ということがわかった。
トイレメーカー各社は節水トイレを揃え、販売に力を入れているが、認知度、普及率ともまだ低いといえる。東京都水道局の2002年の調査によると、家庭での水の使われ方として最も多いのがトイレで、約3割占めた。だが一般生活者が家庭で節水を意識するのは風呂が最も多く、水の使用量が最も多いトイレは4位に留まっているという。同行業界では、節水トイレの使用は二酸化炭素の削減に繋がることも含めて消費者へアピールするとともに、補助金の導入を行政に求めることも検討している。(参考:日刊工業新聞)(R.T)
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