洋食に比べ韓国の伝統料理は成人病、肥満予防や生殖機能改善などに役立つとの研究結果を農林水産食品部等が明らかにしている。
実験では対象者を2グループに分け、韓国料理と洋食の摂取に伴う変化を調査。その結果、韓国料理を食べたグループでは精子の運動性が向上し、男性ホルモンが増加した。
また、ビビンバやキムパプ(のり巻き)など代表的な韓国料理を食べたグループは炭水化物摂取量が多くても、フライやハンバーガーなど洋食を摂取したグループに比べ血糖値やインシュリン値が低く、糖尿病など成人病のリスクが相対的に小さいことが判明された。
韓国料理に欠かせないコチュジャン(トウガラシみそ)やテンジャン(みそ)は肥満予防にも著しい効果があった。コチュジャン・テンジャン摂取グループの体脂肪と腹部・内臓脂肪の変化を12週間にわたり観察した結果、コチュジャン摂取グループは中性脂肪、テンジャン摂取グループは内臓脂肪がそれぞれ減少したことからも、成人病予防等への有効食として注目を浴びそうだ。 (参考:YONHAP NEWS)(M.Y)
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