自宅で食事を手作りすることが以前より増えた人が全体の4分の1近いことが、日経産業地域研究所の調査でわかった。理由としては、「手作りする方が家計の上で安くつく」が85%、次いで「栄養バランスなど健康に注意するようになった」が67%、「冷凍食品やレトルト、総菜は安全面に心配がある」27%で「安くつく」が最も多い。手作りが増えたという人を年代別にみると、30、40代が多くなっている。子育てや住宅ローンなどの負担が多く、家計を節約することを迫られている世代だからと思われる。
物価の高騰や不況に見舞われた消費者が「内食」にシフトしてきていることがこの調査から分かる。ただ、自宅での調理が面倒な揚げ物などは手作りがそれほど増えておらず、手近な材料を使い、作りやすいもので済ませている傾向が強く見られている。(参考:日本経済新聞)(R.T)
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