高齢の親を、独身の子供が介護することをシングル介護と言い、近年の非婚者増加に伴い問題が顕在化している。問題の深刻さは、子供が仕事と介護の両立で悩む点にある。配偶者がいればこれらを分担できるが、非婚者の場合は不可能となる。また親子が離れて生活する場合、子供は遠距離介護を行うか、仕事を変えて実家に戻る必要がでてくる。総じて結婚している人に比べ、肉体的、精神的、経済的な負担が大きくなるのである。介護の世界では、核家族化、少子高齢化の進化に伴う問題がでてきており、官民とも対策が後手に回っているのが現状である。(参考:日経流通新聞)(R.T)
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