エアコンの世界販売が拡大している。日本冷凍空調工業会によると、2007年の世界需要は推定7,492万台と、2002年に比べ約1.6倍に増加。新興国の経済発展や地球温暖化の影響などで業務用・家庭用とも市場が拡大している。
販売台数が最も多いのが中国。2007年は2,459万台と5年間で約2倍に増えている。北米も温暖化の影響で家庭用エアコンが北部にも広がり23%増加している。さらに伸びが著しいのが欧州市場である。従来エアコンを設置する家庭は少なかったが、2003年の猛暑を契機に急増し2007年は2002年比で約2倍になっている。一方日本では自動掃除機能を搭載した家庭用エアコンがヒットしたものの、2002年と比較すると販売台数の伸びは8%に留まっている。(参考:日本経済新聞)(R.T)
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