日差しが強い猛暑が続いていることから、清涼飲料の売れ行きが急速に拡大している。その中でも牽引役となっているのがミネラルウォーターや炭酸飲料である。1月~6月は天候不順のため全般的に販売状況は鈍かったが、「酷暑」が後押しする形となり販売数量が増加している。
飲料業界は飲用シーンの拡大などで近年は高い成長を示していたが、総市場の伸びは鈍化傾向にある。以前は健康志向の高まりから敬遠されがちだった炭酸飲料も、酷暑の夏ということから、炭酸の痛快な刺激を求める人が増加し需要が増えている。今後は飲料各社とも、量販店での露出や自動販売機での商品ロスの回避に力をいれ、猛暑特需の取り込みを行うとしている。(参考:日刊工業新聞)(R.T)
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