PTCAとは親・教員・地域社会で構成する教育組織である。従来のPTAにコミュニティー(地域社会)を加えた組織を指している。試みが始まったのは、2000年代の始頃で、背景には教育を取り巻く環境が複雑化して、学校が地域社会の力を必要とするようになったことが挙げられる。また、地域社会が問題解決として中心となる拠点を求めていたことからも双方のニーズが一致する形で組織するに至ったとも言える。
地域社会として参加するメンバーはPTAのOBの他、町内会や商店街の役員など様々な人たちが参加している。地域住民がみんなで学校をつくり育てていく「共教」という理念を具現化した組織であるPTCA。近年のPTA界は、父母の参加が低下しており組織維持の観点からも今後PTCAを組織するケースが増えていくと思われる。(参考:日経流通新聞)(R.T)
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