着地型旅行とは、旅の目的に所在する業者が企画するパック旅行を意味する。消費者のニーズが多様化する中、地域振興の観点から積極的に取り組む地域が増えてきている。
着地型旅行の特徴としては、地元業者ならではの企画にある。既存の発地型旅行は大量販売でき安いが、企画が型にはまったものとなる傾向が強い。一方着地型は隠れグルメや地場産業の見学会など一風変わった企画を立てることが可能となっている。
昨年旅行業法の施行規則を改正されたことで、営業保証金が少ない第三種旅行業についてパック旅行(地元限定)の取り扱いが解禁となった。各地の観光協会では、これを契機に旅行業登録を行うところも出てきている。(参考:日経流通新聞)(R.T)