厚生労働省の研究班の調査によると、日本の伝統型食生活のパターンが胃がんのリスクを高めていることが判明した。
44品目の食料摂取頻度を問うアンケート調査を行い、食生活のパターンを「伝統型」「健康型」「欧米型」に分けた。伝統型の食事は、漬け物、魚の干物、味噌汁、米などが挙げられる。健康型は、各種野菜、果物、海草、キノコ、大豆製品など。一方欧米型になると、牛肉、豚肉、ベーコン、バター、チーズとの関連が強い。
この結果、伝統型タイプの食事を行った場合、男女とも胃がんのリスクが高く、健康型タイプは女性だけが低く、欧米型の場合は男女とも胃がんのリスクとの関連はみられなかった。このことからも日本の伝統型の食事は、塩分を摂取しすぎることから胃がんのリスクが高いものと思われる。(参考:日本経済新聞)(R.T)
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