トマト料理には欠かせない、トマトの缶詰やトマトソースの市場が伸びている。缶詰で60%、ソースで70%以上を占める業務用の販売量が増加しているのが要因と考えられる。トマトラーメン、トマト鍋、など外食店各社が顧客層を拡大できる新しいメニューとして、トマト料理をアピールしている。
特に、健康や美容に関心の高い女性に人気がある。トマトに含まれるリコピンは抗酸化作用があり、シミやそばかすの原因と言われているメラニンの生成を抑制する効果もあるからだ。
トマトの効果が一般的に知られることにより、トマト料理に対する関心が高まっており、様々な食べ方を試す人も多いという。飲食店向けのトマト調味料も開発されるなど、今後幅広い年齢層の人に消費が広がると思われる。(参考:日本経済新聞)(R.T)